集客に悩んでいる個人事業主さんにお聞きしたい。
ターゲットを絞っていますか?
「Web集客を狙っているけど、なかなかうまくいかない……」と悩んでいる方はターゲットを絞り込めていないのが一因かもしれません。
とは言え、ターゲットを絞るということは、お客様になるかもしれない人をどんどん捨てていくということ。
「そんなのイヤ!とにかく誰でもいいから集客したい!!」と考えてしいまいがちですが、中途半端な情報発信は結局誰の心にも響きません。
繰り返しになりますが、Webに限らず集客で大切なのは、ターゲットを絞ること。
今回は、Web集客におけるターゲットの絞り方をお伝えします。
ターゲットを絞る3つのコツ
3つのポイントをおさえて、狙うべきターゲットを明確にしましょう。
(1)誰のどんな悩みを解決できるかを考える
まずは、「自分の商品やサービスは、どんな人のどんな悩みを解決できるのか」を考えてください。
お客様がお金を払うのは「悩みを解決したい」か「願いを叶えたい」からです。
であれば、あなたの商品(サービス)で、誰の役に立てるのかをはっきりとさせておきましょう。
(2)ペルソナを設定する
ペルソナの設定とは、仮想の顧客プロフィールを作ることです。
例えば、ターゲットが「30代の主婦」だとした場合、以下のようなペルソナが考えられます。
- 37歳
- 名古屋在住
- サラリーマンの夫、中学生の娘の3人家族
- 週4日パートタイム勤務
- 家のローンと子どもの学費のために貯金中
- 節約術を検索するのが好き
- 日常的に疲れがたまっている
これ以外にも、名前を付けたり、好きな服のブランド、よく行くショッピングモールなど、できるだけ詳しく決めていきましょう。
何のためにこんなことするの?と思われるかもしれませんが、実際に出来上がったペルソナを見てみてください。
どうでしょう。その人が行きそうな場所、目にしそうな広告、情報収集の方法などが見えてきませんか?
ペルソナを詳細に設定することで、顧客目線に立ちやすくなり、ターゲットに合う宣伝方法を絞りやすくなります。
なお、ペルソナの設定が難しいと感じる方は、実在する人を想定するのもおススメ。
また、あなたの扱っている商品が、実際に自分が顧客側だったことがあるならば「過去の自分」も最高のペルソナですね。
(3)ターゲットがどこにいるかを考える
ペルソナ像ができあがったら、おのずとその人がどこで情報収集をしているかが見えてくると思います。
先ほどの花子さん(仮名)だとしたら、InstagramだったりWeb検索でしょうか。
ターゲットを絞った後は?
そこまで分かれば、あとは行動あるのみ!
例えば花子さん(仮名)は節約術を探すのがお好きなようなので、インスタの節約術を配信している人をフォローしている可能性が高いですね。
それならば、節約術を配信している人気インスタグラマーさんを見つけて、そこにいいね!している人を積極的にフォロー・いいね・コメントをしてみるのもいいかもしれません。
SNSのフォロワーが少ない間は、まずは情報を見てくれる人をコツコツと増やすのが大切。
そして、ターゲットに興味を持ってもらえるような、役に立つ情報を発信しましょう。
万人受けする情報ではなく、絞ったターゲットの心にピンポイントで刺さるような情報発信を心掛けてくださいね。
さいごに
ターゲットを明確にして、SNSで集客するとして、最後に大切なのが注文やお問い合わせまでの顧客導線。
集客してもそこから注文や問い合わせにつながらなければ何の意味もありません。
集客と同時に、リンクやプロフィール、ホームページなどへの導線をきちんと整えておきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m